話が横道に逸れ、思い切りどうでもいいことだが、どうしてもどこかに書かずにはいられないのが歯ブラシ問題である。口がちょっとしか開かなくて困ったのは、主として基本的にドロドロしたものしか食べられないということ(1)、そのため体力もなかなか戻らないということだったが、もう1つ、歯磨きができないという問題があった。
 マウスウォッシュはもらっていたものの、欠けた歯もあるので磨けるところは磨きたかった。しかし、イギリスの(私が知る限り、北米も他のヨーロッパも)歯ブラシはデカい!顔が小さい人も多いのになぜ!??と思うが、デカい!!
 イギリスの歯ブラシが巨大であることは、今回の渡英前から見知っていたので、私は歯ブラシは1年分日本から持参していた。だが、それですら奥のほうを恐る恐るほんのちょっとしか開けない私には大きすぎた。仕方ないので、0歳児用の歯ブラシを買ったが(お母さんだと思われたに違いない)、それすらも「これ…0歳の口に入るの?」という大きさだった。
 最終的には日本から日本のベビーサイズ(やわらかめ)を送ってもらうことにしたが、なぜ歯ブラシが大きいのか、ネットで同様の疑問や不満は目にすれども、答えは得られず仕舞いである。


f7-1-1巨大歯ブラシ

(左は持参した日本の大人用歯ブラシとイギリス0歳児用歯ブラシ。右が普通の歯ブラシ。)
※イギリスと日本で赤ちゃんの口のサイズが違うわけでもないのに、この違い。



(1)

 今やTofuはその辺のスーパーで売っています。(最初の頃、「トウフは売っていますか?」と聞いたら通じず、TとFをはっきり「トォーフッ!」と言い直したら、通じました。)私はお豆腐があまり好きではないのですが、蛋白源としてお豆腐と卵に依存することになりました。あと、牛乳もそれほど好きではないのに、やたらゴクゴクと飲みたかったのも不思議でした。



(2)

 これだけWHO等が猛威をふるって標準治療だエビデンスだと言っているご時世に、口の大きさに比例した適切な歯ブラシのサイズの国際標準は存在しないのでしょうか!??誰か、教えてください!!

[2017年2月5日追記]巨大歯ブラシの使い心地を試してみました→おまけ-1) 巨大歯ブラシで歯は磨けるのか実験